サポート実績

2025年3月の実績一覧

2025.03.17

ハラスメント相談窓口 養成研修 in 静岡県静岡市

  • 企業名:静岡県静岡市 某製造業様
  • 企業規模:1000-4999人
  • 業種:製造業

神奈川県茅ケ崎市で「ハラスメント相談窓口 養成研修」を実施


~ハラスメント相談窓口の機能強化が企業の信頼を高める時代に~

2022年4月より、改正労働施策総合推進法(いわゆるパワハラ防止法)の施行により、すべての企業に対してハラスメント防止措置が義務化されました。とくに、相談窓口の設置と対応体制の整備は、企業の責任として厳しく求められています。

神奈川県茅ケ崎市で開催した「ハラスメント相談窓口 養成研修」では、相談を受ける立場にある社員を対象に、ハラスメントの定義や種類、相談対応の基礎知識、話の聞き方の実践について学んでいただきました。

ハラスメントを未然に防ぎ、職場全体の安心感を醸成するには、相談窓口のスキル向上が不可欠です。
本報告では研修の概要と、企業が押さえておくべき実践ポイントをご紹介します。

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「ハラスメント相談対応の基本」

ハラスメントの定義と種類を正しく理解する

まず重要なのは、「何がハラスメントに該当するのか」を正しく把握することです。
セミナーでは実際に、「これはハラスメントになるのか?」というグレーな事例も取り上げながら、参加者同士で意見を交わしました。
法令だけでなく、受け手の感じ方にも配慮する視点が、相談対応には欠かせません。

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「相談者に寄り添う対応スキルを習得」

相談窓口担当者が信頼されるためには、話を聞く姿勢が非常に大切です。

評価や意見をすぐに返さない(中立性を守る)、相談者に話させるコツなどをペアワークで確認し、対応方法のヒントを共有しました。

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「ハラスメントを未然に防ぐ職場づくりへ」

ハラスメントの発生を未然に防ぐには、相談窓口の設置にとどまらず、職場全体の風土改善も必要です。

「困ったら相談できる」安心感を周知する

相談窓口の担当者が見える存在になる

定期的な周知と教育の場を設ける

こうした取り組みにより、**"誰もが安心して働ける職場環境"**が少しずつ形作られていきます。小規模な職場でも、5名規模で実施した今回の研修のように、まずはできることから始めることが重要です。

ハラスメントへの適切な対応は、企業のリスクマネジメントとしてだけでなく、従業員の信頼と働きがいを高める要素でもあります。職場環境の改善を進めるうえで、相談窓口担当者の育成は非常に重要な第一歩です。

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ハラスメント研修や相談窓口の整備をご検討中のご担当者さまへ

「うちの職場もハラスメントのリスクが心配」「相談窓口を整備したいが、何から始めればよいか分からない」とお考えの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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従業員の健康と企業の持続的な成長のために、メンタルヘルス対策の強化を検討してみませんか。

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2025.03.06

ストレスチェック集団分析FBセミナー in 和歌山県御坊市

  • 企業名:和歌山県御坊市 某製造業様
  • 企業規模:100-499人
  • 業種:製造業

ストレスチェック集団分析FBセミナーを和歌山県御坊市で開催|管理職向けメンタルヘルス研修の実践報告

職場環境改善の第一歩は「気づき」から

和歌山県御坊市にて、「ストレスチェック集団分析フィードバック(FB)セミナー」を開催しました。今回の対象は企業の管理職の皆さまで、メンタルヘルスの基礎知識やストレスチェックの集団分析結果の見方を中心に、医学的エビデンスに基づいた分析手法を学んでいただきました。

昨今、ストレスチェックは単なる義務ではなく、職場環境改善や社員の生産性向上に直結する重要なツールとして注目を集めています。しかし、「分析結果をどう読み解けばいいのか分からない」「具体的な改善につなげられていない」という声も多く聞かれます。

このような背景を受け、管理職がデータを正しく理解し、職場の変化につなげる力を身につけることを目的に本セミナーを企画しました。

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ストレスチェック集団分析をどう読み解くか?

分析結果を活かすには「見る視点」がカギ

ストレスチェックの集団分析結果は、さまざまな数値や指標で構成されています。

例えば、「仕事の負担感」や「上司・同僚からのサポート」などの尺度は、職場の心理的安全性やチームの協調性に直結します。

セミナーでは、以下のような視点から解説をしました。
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医学的エビデンスを基にした信頼できる分析手法

ストレスチェックで使われている質問票の多くは、厚生労働省の推奨する職業性ストレス簡易調査票をベースにしています。これは、医学的研究に基づいた信頼性の高いツールであり、分析結果にも一定の科学的根拠があります。

セミナーでは、以下のような医学的エビデンスも紹介しました:

高ストレス群の離職率や疾病リスクの増加傾向

職場環境がストレス反応に及ぼす影響

これにより、分析結果を「なんとなくの傾向」ではなく、「行動につなげるべき数値」として捉える視点を養っていただきました。

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職場環境改善につながる実践的ヒント

最後に、集団分析を活かして職場環境改善につなげるためのヒントも共有しました。

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まとめ|メンタルヘルス対策は組織の未来をつくる投資

今回のメンタルヘルス研修を通じて、管理職が持つべき「読み解く力」「伝える力」「改善につなげる力」をお伝えしました。
ストレスチェックは、ただ実施するだけでは効果を発揮しません。集団分析の結果をどう扱うかが、真の意味での職場環境改善の分かれ道となります。

今後も継続的な研修や現場支援を通じて、より健全で活気ある職場づくりを支援してまいります。
【メンタルヘルス研修のご相談はこちら】

職場環境の改善やストレスチェックの分析に関する研修をお考えの担当者様、専門的なプログラムをご提案いたします。お気軽にご相談ください。

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