サポート実績

2009.07.29

某生産機器メーカー様

  • 企業名:某生産機器メーカー
  • 企業規模:500-999人
  • 業種:製造業

この企業様ではメンタルヘルス専門産業医も選任して、健康管理室が主体となって「職業性ストレス簡易調査票」の問診調査を年1回実施しておられる実績がありました。

打合せ要望

メンタルヘルス専門産業医は過重労働面接や社員への対処に追われ、全体教育には手が付けられておらず、何か全体的なメンタルヘルス教育研修をする必要性を感じておられました。

また「職業性ストレス簡易調査票」の健康管理室の少ないメンバーが日常業務と同時進行で処理している為、個人、組織への結果のフィードバックが遅れ、レスポンスを早くしたいとのご要望でした。

対策内容

まずは、管理監督者の方々に「ラインケア」のメンタルヘルス教育研修を2回実施し、全員受講を促されました。

またメンタルヘルス教育研修の第2弾として、不調な部下が発生した場合の管理監督者の面接を想定した「ロールプレイ実習」として「傾聴法実習」を実施させていただきました。

管理監督者の方々に基本的な知識と相談スキルが備わったところで、一般職の方々に「セルフケア」のメンタルヘルス教育講演を実施させていただき、早期発見・早期治療の重要性をご理解いただきました。企業のメンタルヘルス対策として、順を追った体制整備となりました。

また、メンタルヘルス健診もご依頼いただき、集計結果からの組織へのフィードバックを当方の精神科産業医が経営部門に実施し、各部署毎の傾向と対策についてアドバイスさせていただきました。