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2011.06.15

精神障害などの労災請求件数が2年連続で過去最高

厚生労働省は6月14日付で平成22年度の「脳・心臓疾患および精神障害などの労災補償状況」を取りまとめ、公表した。

それによると、精神障害などに関する事案の労災請求件数は1,181件となり、2年連続で過去最高となった。また労災補償の支給決定件数も308件で、同じく過去最高となった。

業種別では、請求件数、支給決定件数ともに、
・「製造業」(207件、50件)、
・「卸売・小売業」(198件、46件)、
・「医療、福祉」(170件、41件)
の順に多い結果となった。

中分類での請求件数は
・「社会保険・社会福祉・介護事業」(85件)、

支給決定件数は
・「社会保険・社会福祉・介護事業」(20件)
・「医療業」(20件)
が最多であった。 

年齢別では請求件数、支給決定件数ともに
・「30~39歳」(390件、88件)、
・「40~49歳」(326件、76件)、
・「20~29歳」(225件、74件)
の順に多い結果となった。