2010.06.14
精神障害等による労災請求件数が前年比2割超の増加(厚生労働省発表)
平成21年度における脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況について
厚生労働省は平成22年6月14日、「平成21年度における脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況について」を報道発表した。
精神障害等事案の労災補償状況
(1)請求件数は1136件であり、前年度に比べ209件(22.5%)増加。
(2)支給決定件数は234件であり、前年度に比べ35件(13.0%)減少。
(3)業種別では請求件数は「医療,福祉」に分類される「社会保険・社会福祉・介護事業」、支給決定件数は「建設業」に分類される「総合工事業」が最も多い。
(4)職種別では請求件数は「事務従事者」に分類される「一般事務従事者」、支給決定件数は「販売従事者」に分類される「商品販売従事者」が最も多い。
(5)年齢別では請求件数、支給決定件数ともに30~39歳が最も多い。
その他詳細は厚生労働省にて